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ネットでショッピング、まず検索から

» 2005年11月07日 14時22分 公開
[ITmedia]

 ネットレイティングスが11月7日まとめたネット上の消費行動に関する意識調査結果によると、ネットショッピングでは検索サービスが起点になっていることが分かった。ネットで商品・サービスを購入する際には半数以上が検索サービスを利用しており、特に旅行商品の購入では86%、電子機器・家電では74%に上った。

photo 商品購入時の検索サービス利用割合(ネットレイティングのニュースリリースより)

 検索の平均利用回数は1カ月当たり26回だったが、ネット経由で商品・サービスを購入したユーザーの利用回数は多い傾向にあり、「ひんぱんに検索サービスを利用する人ほど商品を購入する傾向が強い」という。

 検索結果に連動するリスティング広告を「必ず見る」が32%で、「リスティング広告の情報は商品・サービスを探す際に便利」と15%が回答した、という。回答者のネット行動をモデリングした分析によると、リスティング広告に対し肯定的なユーザーほど、ショッピングサイトや商品購入に至る因果関係が強かった。

 調査は今年4月28日〜6月12日に実施。20〜49歳の首都圏在住の男女で、各カテゴリー商品・サービスの1ヵ月以内利用予定者381人を対象に、実際のアクセス行動をリアルタイムに測定した上でアンケート調査を実施した。調査設計にはオーバーチュアが協力した。

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