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» 2005年11月21日 10時26分 UPDATE

Firefox 1.5正式リリース、と思ったら……

「驚いたことに、Check for UpdatesウィンドウにFirefox 1.5が提供開始されたと表示された」。あるブロガーは早速ダウンロードしたが、実はそれは正式版ではなかった。(IDG)

[IDG Japan]
IDG

 Firefox 1.5の正式版を11月18日にダウンロードしたとあるブロガーが主張しているが、Mozilla Foundationは、インターネットユーザーは正式版が登場するまでもう少し待たなければならないと話している。

 マーク・オーチャント氏のブログtheunofficialmicrosoftweblogのあるエントリによると、同氏は手動アップデートチェックでFirefox 1.5をダウンロードできたという。

 「驚いたことに、Check for UpdatesウィンドウにFirefox 1.5が提供開始されたと表示され、できるだけ早くアップデートするよう指示された」とオーチャント氏はブログで述べている。「アップデータのダウンロードには10秒ほどかかり、Firefoxはリスタートした。わたしは今、バージョン1.5の正式版を使っている。どうして自動アップデート機能で正式版が検出されなかったのかは分からないが、手動でチェックして良かった。最新版はバージョン1.0.Xよりもずっと高速で安定している」

 しかしMozillaの広報担当者は電子メールの中で、Firefox 1.5のリリース候補第3版(RC3)は17日夕方にWebサイトに掲載したが、正式版はまだリリースしていないと述べている。正式版は向こう2週間以内にリリースされる予定だ。

 この広報担当者は、正式版のように見えるものがダウンロードされた理由について、RC3に、正式リリースに向けて「RC」のヘッダを取り除くアップデートが含まれることを挙げた。

 FirefoxのRCは、正式版のリリース前に、テスターが最後の修正を加えられるように提供される。MozillaはWebサイトで、RCはテスト目的にのみ利用し、「不安があるなら」現行版の1.0を利用するようアドバイスしている。

 オーチャント氏は18日にメールの中で、だまされたことは素直に認めるが、Mozillaがどうしてテスト版にその旨を明記しようとしなかったのか困惑していると述べている。

 「アップデートツールが、RCをアップデートしようとしていることを通知できなかった理由が今でも分からない。それを通知するのはちょっとしたプログラミング作業で済むし、単に『1.5』と記す(わたしには正式リリースを指しているように見えた)のではなく、ユーザーのシステムに何がインストールされるかをもっと正確に伝えることになる」(同氏)

 同氏は後でブログを更新し、自分がダウンロードしたのは正式版ではなくRC3だったことを追記した。

 Firefox 1.5には改良版のアップデートシステム、「Back」「Forward」タブによるナビゲーションの高速化、ポップアップ遮断機能の改善、検索エンジンリストへのAnswers.comの追加などの新機能が含まれている。

 11月9日に1周年を迎えたFirefoxは、MicrosoftのInternet Explorer(IE)の代替選択肢として人気を獲得した。先月には、1億ダウンロードを達成した(10月20日の記事参照)

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