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» 2005年12月01日 08時50分 UPDATE

SAP、インテグレーションソフトのCallixaを買収

Callixaはこの分野で草分け的存在と見られていたが、2001年9月11日、製品発表会会場となるはずだった世界貿易センターのテロ攻撃で幹部が死亡、身売り先探しに追い込まれていた。(IDG)

[IDG Japan]
IDG

 独SAPは米カリフォルニア州の小規模ソフトベンダーを買収した。ビジネスソフトのデータインテグレーション機能を強化する狙い。

 SAPの製品/技術部門責任者、シャイ・アガシ氏が11月29日のインタビューで語ったところによると、SAPが買収したCallixaは、企業向け情報インテグレーションソフトの開発企業。合併は3カ月ほど前に完了したが、SAPでは公式な発表はしていなかった。

 Callixaは4年前に悲劇に見舞われるまでは、この分野である種の草分け的存在と見られていた。2001年9月11日、Callixaはニューヨークの世界貿易センターで製品発表会の準備に当たっていた。同日朝のテロ攻撃で、幹部が少なくとも3人死亡。しばらく営業を停止した後に再開したが、その後身売り先探しに追い込まれた。

 SAPはCallixaの分散型クエリー処理技術を目的に買収したとアガシ氏は説明。この技術で開発されたクエリーは、別々のデータベースやデータ保存場所に分散して情報を収集し、集めた情報を1つにまとめてアプリケーションに答えを返すことができる。

 SAPは現在、分散型クエリー技術を米MetaMatrixからライセンスしている。SAPではこの技術を自社製品にもっと深く組み込みたい意向で、企業買収は理にかなっているとアガシ氏は話している。買収金額は公表していない。

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