米America Online(AOL)との提携話をGoogleに奪われたMicrosoftが、Googleの独占を阻止すべく「別の一流インターネット企業」との提携を模索していると、Microsoft幹部が自身のブログで報告した。
Microsoftのプログラムマネジャー、イアン・マカリスター氏は12月21日付のブログに、「Googleの鼻をへし折ろうと目論むメジャープレイヤー」のタイトルで記事を掲載した。
それによると、先日同氏が「一流インターネット企業」上層部と会談した際に、この企業がGoogleの独占を阻止する目的で、Microsoftの検索・広告事業に手を貸す用意があると表明。MicrosoftがGoogleと対等に張り合えるよう、両社の協力に関する包括的な提案を持ち掛けてきたという。
マカリスター氏は相手の社名は伏せているが、ブログの読者が「99%の確率で」その企業の顧客であると言えば十分だろうと述べている。
この記事に対して読者からは「その相手とはYahoo!に違いない」とのコメントが寄せられているが、マカリスター氏はこのコメントには応じていない。
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