Apple ComputerはIntel Dual Coreプロセッサを搭載したプロシューマー向けノートPC「MacBook Pro」をついに発表した。コンシューマー向けデスクトップのiMacもIntel搭載版となる。サンフランシスコのモスコーニセンターで開催中のMacworld Expo初日の基調講演でスティーブ・ジョブズ会長兼CEOが初めての「Pentium Mac」を披露した。
これまで、PowerPC採用Mac向けのアドインPC互換カード「PC Compatibility Card」として販売したことはあるが、本体プロセッサとしてx86系プロセッサを採用して販売するのは今回が初めて。
MacBook ProはIntel Core Duoを搭載し、チップセットもIntel製を採用している。今回発表されたノートPCは、PowerPC G4プロセッサ搭載でこれまで販売されていたプロシューマー向け3モデルの1つである15.4インチモデル。予約は開始されており、出荷は2月を予定。プロセッサは1.67GHzと1.83GHzの2種類が用意されている。いずれもデュアルコア。重量は2.54キログラム。
インタフェースとしては、USB 2.0とFireWire 400が搭載され、新たなポートとしてExpress Card/34が追加されている。iSightカメラも内蔵。画面解像度は1440×900。Apple Remoteコントローラが同梱されている。
Appleによれば、従来のPowerBook G4よりも「4倍高速」だという。国内価格は1.67GHz版が24万9800円、1.83GHz版が30万9800円。
iMacはG5搭載モデルが現在販売されているが、これがIntelプロセッサを載せたモデルにリプレースされる。価格は据え置き。従来モデルよりも「2倍高速」という。Apple Storeでの出荷予定日は2〜4営業日となっている。クロックスピードは、15万9000円の17インチモデルが1.83GHz、2GHzの20インチモデルが20万9900円となっている。いずれもSuperDrive搭載で512Mバイトメモリ。
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