東芝は2月6日、英原子燃料会社(BNFL)傘下の原子力大手、米Westinghouseの全株式を54億ドルで取得すると発表した。
沸騰水型原子炉に強みを持つ東芝の原子力事業と、加圧水型原子炉を中心に強みを持つWestinghouseが協力して相互補完関係を構築し、世界トップクラスの原子力グループ形成を目指す。
Westinghouseは東芝グループの一員となり、東芝本体で51%以上を保有、残りを共同出資者が保有する。これにより、東芝の原子力事業の規模は、相乗効果も合わせると2015年までに現状の約3倍に拡大すると予想している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR