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» 2006年03月30日 19時29分 公開

ニコン、08年度にDSLRシェア40%目指す

ニコンの新中期経営計画はステッパーやデジタルカメラなどの主力事業の収益力強化を掲げ、2008年度に連結売上高9000億円、営業利益率10%が目標。

[ITmedia]

 ニコンは3月30日、2009年3月期まで3カ年の中期経営計画を発表した。半導体露光装置(ステッパー)やデジタルカメラなどの主力事業の収益力を強化し、同期に連結売上高9000億円、営業利益率10%を目指す。

 今期までに業績回復のめどをつけ、来期からは収益力の拡大を加速し、継続的に成長可能な企業体質を構築する。

 主力のステッパーでは、高成長かつ高価格なArF(アルゴンフッ化)液浸型のトップシェアを確保し、液晶用でもシェア首位を目指す。

 デジカメでは、コンパクトタイプで市場の成熟が進む中、成長が見込めるデジタル一眼レフ(DSLR)では家電メーカーの参入が相次ぎ、競争は激化する見通し。ニコンは銀塩カメラ事業を大幅に縮小し、経営資源をデジカメに集中する方針(関連記事)。DSLR分野のリーディングポジションの堅持を重点目標とし、同期にシェア40%以上の獲得を目指していく。

 次世代ステッパーやデジカメ開発の強化に向け、研究開発費は3カ年累計で前3カ年比60%増の1650億円、設備投資は同20%増の1000億円を投じる計画だ。

 同社の今期連結業績見通しは、売上高が7000億円、経常利益が290億円、純利益が150億円。

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