米Motorolaは4月3日、車載エレクトロニクス事業をドイツの自動車部品メーカーContinentalに約10億ドルで売却する契約を交わしたと発表した。
売却の対象となるのはMotorolaのコントロール、センサ、車内エレクトロニクス、テレマティックス事業。Continentalの自動車システム部門に組み込まれる予定で、今年上半期に売却完了の見通し。これによりMotorolaでは、通信ソリューションに照準を絞り、「シームレスモビリティ」構想の推進を目指す。
Motorolaは1930年のカーラジオ製品化を皮切りに、コンピュータ制御の電子エンジンコントロールモジュール、テレマティックス緊急メッセージングシステムといった自動車向けのエレクトロニクス製品を提供してきた。GM、フォードなどの自動車大手を顧客に擁し、北米や日本に工場を持っている。
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