米Oracleは4月12日、通信/メディア業界向け決済/収益管理ソフトメーカーのPortal Softwareを公開買い付けにより約2億2200万ドルで買収する計画を発表した。
PortalではOracleを基盤としたオブジェクト指向アーキテクチャの決済/収益管理ソフトを提供しており、固定電話、携帯電話、ブロードバンド、CATV、VoIP、IPTV、音楽、ビデオといった全通信サービスの課金と管理が可能。
Oracleでは同社の買収を通じ、通信/メディア業界向けアプリケーションの強化を図り、初の通信業界向けエンド・ツー・エンドのパッケージ型エンタープライズソフトスイートを提供する計画。
Portal SoftwareはOracleのグローバルコミュニケーション事業部として運営される。Portalの世界営業/サービス/マーケティング上級副社長、バスカー・ゴルティ氏が同事業部責任者に就任し、現CEOのデイブ・ラブダ氏は同事業部のCTOとなる。
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