ソフトエンジニアは米国で満足度ナンバー1の職業――MONEY誌とSalary.comが4月12日、このような調査結果を発表した。
この調査では2万6000人の労働者を対象に、自身の仕事への満足度を聞き、ストレスレベル、融通の利きやすさ、創造性、その職業への就きやすさ、昇進などに基づいて評価を行って「50 Best Jobs in America」リストを作成した。
その結果1位になったのはソフトエンジニアで、平均年収は8万500ドル。さらに成長の可能性と創造性の項目での評価が高かった。
2位は大学教授で、特にストレスレベル、柔軟性、創造性のスコアが高かった。また1週間当たりの平均労働時間が最も少なく(30時間)、バケーションの平均日数も最も長かった(31日)。
3位はファイナンシャルアドバイザー、4位は人事マネジャー、5位は医師助手だった。
「給与は仕事の価値を決める上で最も重要な要素の1つだが、今の労働者は以前よりも成長の可能性、昇進、ストレス、融通の利きやすさに基づいて仕事を選ぶようになっている」とSalary.comのマーケティング担当上級副社長メレディス・ハンラハン氏は発表文で述べている。
またこの調査では、女性は男性よりもストレスが多く、満足度が低く、仕事のスケジュールに融通が利かないと報告したことが分かったという。ストレスを増やす要因の上位3つは「働き過ぎ(28%)」「昇進の余地がない(20%)」「締め切り(20%)」だった。
順位 | 職業 | 平均年収(ドル) |
---|---|---|
1 | ソフトエンジニア | 80500 |
2 | 大学教授 | 81500 |
3 | ファイナンシャルアドバイザー | 122500 |
4 | 人事マネジャー | 73500 |
5 | 医師助手 | 75000 |
6 | 市場調査アナリスト | 82500 |
7 | コンピュータ・ITアナリスト | 83500 |
8 | 不動産鑑定士 | 66000 |
9 | 薬剤師 | 92000 |
10 | 精神分析医 | 66500 |
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