米Microsoftは4月21日、カリフォルニア州マウンテンビューのキャンパスに、シリコンバレーで最大のソーラーシステムを導入したと発表した。停電対策に利用するとともに、環境問題への取り組みをアピールしている。
ソーラーシステムは太陽光発電用のタイル2288枚で構成され、最大で480キロワットの発電が可能。これは約500世帯に供給できる量に相当するという。
シリコンバレーでは電力消費がピークに達する夏に停電することがよくあるため、地元の電力供給網の需要がピーク状態にある時に使う狙いでソーラーシステムを導入したとMicrosoft。
同社によれば、シリコンバレーキャンパスでは1999年の開設時から「環境に優しい」設計を取り入れ、建設にリサイクル素材を使ったり、エアコンや照明の利用時間を減らすなど、エネルギー利用の削減を目指している。
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