Parallelsの仮想化ソフト「Parallels Workstation 2.1 for Mac OS X」が4月26日、β5となり、初めてUSBをサポートした。USBによる周辺機器接続が必要なWindowsアプリケーションをMac OS X環境下で利用することが可能になる。
ただし、対応するUSB機器の互換性はまだ制限が多く、同社のサポートフォーラムではβテスターによる報告が開始されている。
新しいMacで搭載されたIntel Coreプロセッサに組み込まれているVT-x機能を利用した仮想化ソフトであるParallels Workstation 2.1はβ3からサウンド機能をサポートし、今回のβ5ではUSB機能を実装した。
また、ホストOSであるMac OS XとゲストOSのWindows XPおよびWindows Server 2003との間でファイルを共有するためのShared Folder機能が追加された。
サウンドの遅延問題がフィックスされたことにより、GyaOにおけるストリーミング画像と音声の同期が、実用的と言えるレベルまで達したようだ。
ゲストOSをフルスクリーンで動作させたときの画面解像度の問題が修正され、フルスクリーンモードへのスイッチが「ファーストユーザースイッチ」のようなトランジションエフェクトになった。
なお、Parallelsによれば、Mac版仮想化ソフトのβテスター数は10万人に達したという。
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