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» 2006年05月02日 08時03分 公開

携帯メール訴訟で勝訴のVisto、今度はRIMを提訴

米VistoはSEVEN Networksを相手取った特許訴訟で勝訴評決を勝ち取り、新たにResearch in Motion(RIM)を提訴した。対Microsoft訴訟にも影響が及ぶ可能性がある。

[ITmedia]

 携帯向け電子メールサービスを手掛ける米Vistoは、同業のSEVEN Networksを相手取った特許訴訟で勝訴評決を勝ち取ったと発表、BlackBerry提供企業のResearch in Motion(RIM)に対して同様の訴訟を起こしたことを明らかにした。

 Vistoの発表によれば、陪審評決は4月28日に米テキサス州東部地区連邦地裁で言い渡され、SEVEN NetworksがVistoの知的財産権を意図的に侵害したと認定。Vistoの特許3件に関連して、SEVENの該当製品の売り上げの19.75%に当たる約360万ドルをVistoに支払うよう命じた。

 VistoはRIMを相手取った訴訟でも、差止命令と損害賠償を求めている。「RIMを相手取った訴訟も、対SEVEN訴訟で勝訴を勝ち取ったのと同様の技術と法律、特許を根拠としており、RIMによるVisto技術の侵害も同様に停止させられると確信している」と同社。

 一方、SEVEN側も28日にプレスリリースを発表し、この裁判でVistoは特許6件について1200万ドル以上の損害賠償を求めていたが、陪審評決で認められたのはこのうち特許3件の侵害のみだと強調した。

 SEVENでは訴訟とは別に、米特許商標庁でも特許の見直し手続きを進めており、問題の特許3件のうち2件は退けられた状態で、同庁の最終決定を待っているところだと説明している。

 Vistoのモバイルサービスは携帯電話キャリアを通じて各国で企業とコンシューマー向けに提供されており、Vodafone、Cingular、Sprint-Nextelなどの大手が利用している。Microsoftに対する特許侵害訴訟も進行中で、今回の陪審評決が対Microsoft訴訟に影響を与える可能性もある。

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