楽天1~3月期は経常益2.5倍に
楽天が5月9日発表した2006年1~3月期連結決算は、経常利益が前年同期から147.5%増となる114億6700万円になった。株式市場の活況を背景に証券事業が業績をけん引し、EC事業なども好調に推移した。
売上高は521億6800万円(前年同期比236.4%増)、営業利益は112億7200万円(同141.9%増)、純利益は39億5000万円(同335.0%増)。
売上高は楽天KC(旧国内信販)の連結化で前年同期比から大幅増加となったが、クレジット・ペイメント事業とプロスポーツ事業を除いても売上高、経常益は2倍超の成長を達成。同社売上高は毎期、年末商戦期を含む10~12月期の割合が大きく、三木谷浩史社長は「第1四半期でいい位置の発射台に載せることができた。非常に期待できる1年になるのでは」としている。
主力のEC事業は売上高が前年同期比84.4%増の127.2億円、経常益が同116.2%増の51.3億円と順調。証券事業は経常益が同約2.9倍の62.4億円となり、連結業績を引っ張った。トラベル事業は新契約プラン効果で部屋在庫を確保し、同約6割増の増収増益。「Infoseek」などを抱えるポータル・メディア事業は増収だったが、先行投資負担からやや減益となった。
三木谷社長は「主要事業がすべて伸びている。昨年並みの成長はできるのでは。今のところは楽観的に考えている」と余裕を見せ、EC事業では「新サービスを矢継ぎ早にリリースする」と予告。東京放送(TBS)との提携協議についてはコメントしなかった。
同日の楽天の株価(JASDAQ)は前日比1100円安の8万7500円。
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