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» 2006年05月09日 18時32分 公開

楽天1〜3月期は経常益2.5倍に

楽天の第1四半期は経常利益が2.5倍になるなど、好調さを維持。三木谷社長は「非常に期待できる1年になるのでは」と話す。

[ITmedia]

 楽天が5月9日発表した2006年1〜3月期連結決算は、経常利益が前年同期から147.5%増となる114億6700万円になった。株式市場の活況を背景に証券事業が業績をけん引し、EC事業なども好調に推移した。

 売上高は521億6800万円(前年同期比236.4%増)、営業利益は112億7200万円(同141.9%増)、純利益は39億5000万円(同335.0%増)。

photo 都内で決算発表に臨んだ三木谷社長。株価について「他社と比べると年初来の下げ幅は少ない。これからはネット業界の幹になっていく企業とそうではない企業との選別が進んでいくだろう。事業には自信を持っている」とコメント

 売上高は楽天KC(旧国内信販)の連結化で前年同期比から大幅増加となったが、クレジット・ペイメント事業とプロスポーツ事業を除いても売上高、経常益は2倍超の成長を達成。同社売上高は毎期、年末商戦期を含む10〜12月期の割合が大きく、三木谷浩史社長は「第1四半期でいい位置の発射台に載せることができた。非常に期待できる1年になるのでは」としている。

 主力のEC事業は売上高が前年同期比84.4%増の127.2億円、経常益が同116.2%増の51.3億円と順調。証券事業は経常益が同約2.9倍の62.4億円となり、連結業績を引っ張った。トラベル事業は新契約プラン効果で部屋在庫を確保し、同約6割増の増収増益。「Infoseek」などを抱えるポータル・メディア事業は増収だったが、先行投資負担からやや減益となった。

 三木谷社長は「主要事業がすべて伸びている。昨年並みの成長はできるのでは。今のところは楽観的に考えている」と余裕を見せ、EC事業では「新サービスを矢継ぎ早にリリースする」と予告。東京放送(TBS)との提携協議についてはコメントしなかった。

 同日の楽天の株価(JASDAQ)は前日比1100円安の8万7500円。

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