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コナミ「ウイイレ」が年間販売700万本超に

» 2006年05月17日 18時23分 公開
[ITmedia]

 コナミが5月17日発表した2006年3月期連結決算(米国会計基準)は、健康サービス事業の固定資産前倒し償却などから税引き前利益は約7割の減益となったが、税効果の影響などから最終益は拡大した。

 売上高は2621億円(前期比0.6%増)、営業利益は25億円(同91.2%減)、税引き前利益は84億円(同69.2%減)、純利益は230億円(同119.4%増)。

 デジタルエンタテインメント事業では、「ワールドサッカーウイニングイレブン」(海外では「Pro Evolution Soccer」)シリーズの販売が過去最高の合計708万本に達したほか、北米で「Dance Dance Revolution EXTREME2」(PS2)が前作を上回る売り上げに。ゲームソフト全体では前期比減収となったが、オンラインが2.3倍の151億円に拡大して寄与し、同事業全体では売上高1653億円と前期比1.0%の増収になった。

 今期はウイニングイレブンなどスポーツタイトルの最新作を順次投入するほか、「ときめきメモリアルONLINE」のコミュニティー強化・イベント拡充、オリジナルコンテンツのオンラインゲーム化などを積極的に進める。今夏放映の新作アニメ「おとぎ銃士赤ずきん」を制作中で、関連商品も展開していく。

 今期の連結業績予想は、売上高が2750億円、営業利益が290億円、税引き前利益が285億円、純利益が160億円。

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