米QUALCOMMとBroadcomが争っている特許訴訟をめぐり、米国際貿易委員会(ITC)がQUALCOMMによるBroadcom特許の侵害を認める見解を打ち出したことについて、QUALCOMMは5月17日、一部の業界アナリストや投資家が誤った解釈をしていると反論した。
QUALCOMMによれば、今回公表されたのは決定権のないITCの担当弁護士の見解であり、ITCの仮決定でもなければ、審理を担当している行政法判事の判断でもないという。
今後ITCおよび行政法判事がこの見解を受け入れる可能性も、退ける可能性もあり、決定はまだ出ていないとQUALCOMMは強調。同社では現在でも、特許侵害の事実はなく、この特許は無効だとの確信を変えていないと述べている。
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