米SASとSun Microsystemsは5月17日、SASが最近投入した「Enterprise Data Integration Server」を使い、データウェアハウスへの大量データ抽出、変換、書き出し(ETL)で世界記録を達成したと発表した。
ベンチマークではデュアルコアのUltraSPARC IV+を搭載したSun Fire E25KサーバとSolaris 10、Sun StorEdge SAM-FS/QFSを利用し、SAS Enterprise Data Integration ServerをETLに使った場合のパフォーマンスを調べた。
その結果、1時間で3.9Tバイト、CPU当たり毎時81.2Gバイトというスループットを実現。公表されているベンチマークとして世界記録を達成したという。
これにより、Sun SPARCプロセッサ搭載サーバ上のSASエンジンのパフォーマンスが、他社のツールを250%以上上回る可能性があることが判明したと、両社は解説している。
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