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KDDIと東電、FTTH統合新サービス「ひかりone」

» 2006年05月25日 20時05分 公開
[ITmedia]

 KDDIと東京電力は5月25日、両社のFTTH事業を統合した新サービス「ひかりone」を6月1日から本格展開すると発表した。戸建て向けに「ひかりoneホーム」を始めるほか、KDDIの集合住宅向けサービス「光プラスマンション」を「ひかりoneマンション」に改称。ネット接続とIP電話、動画配信が利用できるトリプルプレイサービスを展開する。

画像 「ひとりひとりのユーザーのニーズに合ったサービス (one to one) を提供するために、ひとつになることを目指すという意味を込めている」という

 「ひかりoneホーム」は、戸建て住宅と集合住宅の3階以下のユーザー向け。KDDIのCDNと東京電力の光アクセスネットワークを接続し、1Gbpsの光ファイバーを分岐するGE-PON技術を採用した。まずは関東圏からサービス開始し、順次広げる。対応ISPはDION、@niftyなどで、順次増やす。

 KDDIの「光プラス」と、両社が昨年11月から提供している「KDDI&TEPCO 光キャンペーンプラン」は、「ひかりone」に改称する。KDDIの映像配信「光プラスTV」は「MOVIE SPLASH」に改称。東電の「TEPCOひかり」は同名で継続する。

 今後両社は、ひかりoneを携帯電話など通信事業やエネルギー事業連携させていくとしている。

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