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電通と三菱商事、アニメ作品に共同出資

» 2006年06月06日 21時56分 公開
[ITmedia]

 電通と三菱商事は6月6日、アニメ作品の共同制作と販売・権利管理事業を共同展開することで提携すると発表した。

 電通と電通子会社のジェネオンエンタテインメント、三菱商事子会社のディーライツの3社で、全世界で事業展開が可能な国産アニメ作品向けファンドを共同で設立する。ファンド総額は20億円で、電通が30%、ジェネオンが20%、ディーライツが50%を出資する。

 3社で構成する投資委員会が年間15〜20作品への投資を判断。日本国内に加え、北米を中心とした全世界への販売と権利ビジネスを協力して進める。第1弾として、来春にNHKで放映予定の「精霊の守り人」(プロダクションI.G制作)への出資を計画している。

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