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Seagate、HDD新製品10種類を発表

» 2006年06月08日 08時04分 公開
[ITmedia]

 Seagate Technologyは6月7日、家電からPC、エンタープライズ用途まで幅広いデジタルコンテンツ保存のニーズに対応したHDDの新製品10種類を発表した。

 「ST18 Series」は垂直記録技術によってシングルプラッターで60Gバイトの容量を実現した1.8インチHDD。携帯メディアプレーヤー、GPSシステム、デジタルビデオカメラといった携帯デバイス向けとなる。

 ゲーム機向けの「LD25 Series」は、現在の20G、30G、40Gバイトに加え、新たに60Gと80Gバイト版を投入する。ビデオやDVR環境向けの「DB35 Series」も垂直記録技術を使ったHDDで、最大750Gバイトの製品を発売する。

 ノートPC向けの2.5インチHDD「Momentus」では新たに垂直記録技術を採用し、160Gバイトを実現。「Momentus 5400 PSD」は回転式のディスクとフラッシュメモリを組み合わせたハイブリッド型のHDDで、電力効率強化とブートアップ高速化、信頼性強化を図っている。「Momentus 5400.2 FDE」はノートPCの紛失や盗難に備え、暗号化によってデータを保護できるHDD。「Momentus 7200.2, a 7200-RPM」は高性能ノート向けとなる。

 エンタープライズ向けの新HDDは「Barracuda ES」と「Savvio 10K.2」を発表した。Barracuda ESの容量は最大で750Gバイト。同社第2世代の2.5インチエンタープライズHDDとなるSavvio 10K.2は、消費電力の低さとMTBF(平均故障間隔)が160万時間という信頼性の高さが特徴。容量は最大146Gバイト。

 このほかバックアップシステムの「Mirra Sync and Share Personal Server」は、容量320Gと500Gの製品で新たにMacをサポートした。MacとPCの間でセキュアなデータの同期や交換が可能になる。

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