かばんの中には「財布」「携帯電話」「カギ」――。ほぼ日刊イトイ新聞は6月8日、サイト上で実施したアンケート「最近、どうですか? 2006」の結果を公表した。参加者は約4万人。そのうち女性(平均年齢31歳)が7割、男性(平均年齢29歳)が3割だった。
「日々かばんの中に入れて持ち歩いているものは?」の問いには、「財布」が2万348人で1位。2位には「携帯電話」(1万8670人)、3位には「カギ」(1万7918人)がランクインした。
デジタル関連では「iPodなど」(7050人)が、「メモ帳など」(6519人)、「名刺入れ」(4550人)などを抑えて15位にランクイン。30位に「デジタルカメラ」(2913人)、32位に「USBメモリ」(2711人)と続く。また、40位に「ゲーム機」(1687人)もランクインしており、iPodなどとあわせて、必ずしもビジネス向けの道具ばかり持ち歩いているわけではないこともわかった。このほか、「PC」は53位(476人)にとどまったものの、「PDA」(180人)、「ICレコーダー」(174人)よりも多かった。
財布、携帯電話、カギの上位3位は、男性であればスーツのポケットなどにしまう人も多いだろうが、今回のアンケートでは女性の回答が7割を占めるため、こうした結果になったようだ。
一方、財布をかばんに入れない人が2万人近くいることも驚く。男女比を単純に考慮すれば1万4000人前後の女性が、財布をかばんに入れないことになる。かばんに入れないとするとスーツのポケットか。「会社内ならありえるけど、スーツのポケットにいれるには財布は大きすぎ。(ポケットに財布を入れることは)ありえない。どこにしまうのだろうか」と編集部の女性陣も不思議な様子だった。
ほぼ日側でも予想外の結果だったのが、“本命”のはずだった「手帳」が6位(1万4708人)にとどまり、「ボールペン」の4位(1万6503人)、「ティッシュ」の5位(1万6077人)を下回ったことだ。また、「化粧品」も7位(1万1866人)と手帳に迫った。
化粧品がベスト10内に入ったことは女性の投票が多かったことをうかがわせるが、よくよく考えてみると、2万8000人前後は化粧品をかばんに入れないことになる。編集部の女性記者によると「化粧品は必ずしも持ち歩かない」という。つまり、かばんに入るものは限られているから、優先度によっては持ち歩かないこともあるというのだ。
「最近、どうですか? 2006」ではこのほか、「自由な時間にはいったい何をしてるのか?」「自由な時間に楽しんでやっていること、惰性でやっていることはなに?」「男女の買い物はこうも違う?」などを調査した。
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