NECとNECエレクトロニクスは6月20日、45ナノメートル世代のLSI基本回路モジュールで、高速かつ低電力な動作を世界に先駆けて確認したと発表した。
配線間の寄生容量を低減する新開発の配線構造などを開発し、電源電圧を0.9ボルトまで落としても5GHz相当の超高速動作が可能なことを確認した。
65ナノメートル世代に比べても2倍の高集積化と20%以上省電力化した45ナノ世代の超高速LSIに向けて道が開けたとしている。次世代スーパーコンピュータや次世代ネットワーク(NGN)向け高速サーバなどの実現に貢献できるとして、早期の実用化を目指す。
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