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Zipファイル経由で広がるBagleワーム亜種

» 2006年06月21日 16時02分 公開
[ITmedia]

 英セキュリティ企業Sophosは6月20日、Zipファイルとして拡散する新しいBagleワームの亜種を発見したと報告した。

 W32/Bagle-KLは、パスワード付きZipファイルとして電子メールに添付されて送られてくる。メールの件名の欄には、118種類の名前からランダムに選ばれた名前が表示され、本文には「I love you」「To the beloved」などのテキストと、添付ファイルのパスワードの数字が含まれる。

 このZipファイルにはBagle-KLのコピーが入っており、受信者がこれを開くと、同ワームはセキュリティソフトを無効化して、99のWebサイトの1つから不正なコードをダウンロードしようとする。これらWebサイトの多くはポーランド、ロシア、チェコ共和国でホスティングされているという。

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