白いイヤフォンをつけた羊の群れをモンスターが食い殺す――。米SanDiskは5月から展開しているアンチiPodキャンペーンの「iDon't」で、自社のメディアプレーヤー「Sansa e200」の新しいマスコットキャラクターとなる「Lil' Monsta」を登場させた。
iDon'tのサイトを開くと、白いイヤフォンをつけてメエーと鳴く羊の群れに、黒いモンスターのLil' Monstaがうなり声とともに突入し、羊たちを食い荒らしてしまう。Lil' Monstaは音楽、映画、ビデオ、写真などあらゆるデジタルコンテンツを貪欲に食べてしまうという設定で、Sansa e200の容量の大きさをアピールする趣向。
このサイトから「もう1つの選択肢」(The Alternative)というリンクをクリックすると、Lil' Monstaのサイトにつながり、Sansa e200の製品紹介が表示される。
Sansa e200はフラッシュメモリベースのメディアプレーヤーで、レアメタルの本体にカラー液晶、ボイスレコーダ、FMラジオ、microSD拡張スロット、ユーザーが交換できるリチウムイオンバッテリーを備え、容量は2G〜6Gバイト。SanDiskのmicroSDカードを使ってさらに1Gバイトの追加が可能。
小売価格は169.99〜269.99ドルで、音楽ファイルはMP3とWMAの再生が可能。Microsoft PlaysForSureに対応し、Rhapsody、Yahoo! Music、Napsterなどの音楽サービスが利用できる。
SanDiskによれば、「どこでも目にする白いイヤフォン付きのあるデジタル音楽プレーヤー」を皮肉ったiDon'tキャンペーンに対しては、これまで賛否両論の反響が寄せられているという。
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