インターネット電話サービスの米Vonageは7月10日、VoIP関連の特許3件をDigital Packet Licensingから取得したと発表した。
Vonageが取得したのは米特許番号4,782,485、5,018,136、5,444,707の3件。VoIPで用いられるパケット化されたデジタル信号の圧縮に関連している。
これら特許の取得によりVonageは、現在Sprint Communications、Verizon Communicationsなど通信大手と争っているVoIP特許訴訟で主導権を握ったと説明。この訴訟では、今回取得した特許のうち1件が争点になっているという。
Vonageは通信大手との間でクロスライセンス交渉に当たる一方で、Motorola、Time Warner、Qwest Communicationsなどの各社がDigital Packetとの間で結んでいたライセンス契約は、今後Vonageが保有権と主導権を握ることになると説明している。
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