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» 2006年07月20日 15時12分 公開

第2四半期のPC市場、値下げで出荷台数拡大

[ITmedia]

 値下げにけん引され、第2四半期の世界PC出荷台数は前年同期比11%増の5490万台となった。調査会社Gartnerが報告した。

 IntelによるCPU在庫一掃、同社とAMDによる価格攻勢がPC値下げにつながったとGartnerは説明している。ただしCPU価格の値下がりは、米国とアジア太平洋地域では出荷台数増につながったが、EMEA(欧州、中東、アフリカ)ではPC価格は通常よりも高いままだったという。

 「世界的に、大手ベンダーが中堅ベンダーのシェアを奪う傾向が続いている。第2四半期の値下げは、間違いなく大手ベンダーの後押しとなった」とGartnerのクライアントコンピューティング部門副社長チャールズ・スマルダーズ氏は発表文で述べている。

 ベンダー別の出荷台数は下表の通り。

世界PCベンダートップ5(速報値)
順位 ベンダー 出荷台数(単位:千台) 市場シェア 前年比成長率
1 Dell 9730 17.7% 11.6%
2 HP 8107 14.8% 13.8%
3 Lenovo 3994 7.3% 13.5%
4 Acer 2836 5.2% 34.7%
5 東芝 1906 3.5% 27.4%
その他 28338 51.6% 6.9%
合計 54911 11.0%

米国PCベンダートップ5(速報値)
順位 ベンダー 出荷台数(単位:千台) 市場シェア 前年比成長率
1 Dell 5302 32.0% 6.3%
2 HP 3127 18.9% 15.2%
3 Gateway 1035 6.2% 16.3%
4 Apple 766 4.6% 15.4%
5 Lenovo 639 3.9% 5.3%
その他 5717 34.5% -0.1%
合計 16587 6.4%

 地域別では、EMEAではPC出荷台数の成長率が7%となり、3年ぶりに1けた台となった。ベンダーがPCの在庫を減らそうとしたこととリサイクル法への取り組みも足を引っ張った。

 米国は前年同期比6.4%増で、CPU過剰供給に伴う値下がりがモバイルPCの需要をさらに喚起したという。

 アジア太平洋地域とラテンアメリカはそれぞれ22.5%と27%という高い成長率を記録した。日本は前年同期比0.5%増と横ばいだった。

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