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セカンドライフはブログで充実? 60代以上に高い意欲

» 2006年08月01日 21時55分 公開
[ITmedia]

 ブログを開設したいという意向は50代より60代以上のほうが高い──凸版印刷の調査でこんな傾向が分かった。「50代と比べ時間に余裕がある60代以上は、ブログを通して社会との接点を持ちたいというニーズが高い」(同社)という。

 団塊・シニア世代向けブログサイト「Re:log」を運営している同社が、50代以上の男性のブログ意識を調べた。調査は6月にインターネットで行い、有効回答は約1万人。

 それによると、「ブログを知っているが興味がない」人は50代(36.7%)が60代以上(30.6%)を上回った一方、「興味はあるが利用していない」は60代以上(33.1%)が50代(25.5%)より高かった。

 「興味がある」と答えた人や他人のブログを閲覧している人に、ブログを持つことに興味があるポイントを聞くと、60代以上は「自分の記事で考えや写真を公開し、発信できる」(25%)がトップだった。一方、「個人情報が流出しないか不安」という答えも多かった。

 同社は「団塊世代のリタイアが進む2007年以降、ブログ市場が大きく拡大しそうだ」と予想。「Re:log」に同サイトの個人情報保護体制の説明ページを設けるなどし、ユーザー拡大を図っていく。

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