米VeriSignは8月17日、NASDAQからの上場廃止勧告を8月14日に受領したことを踏まえ、NASDAQに対して公聴会を要請すると発表した。これにより上場廃止の判断が保留になり、VeriSignは引き続きNASDAQ市場に留まる。
VeriSignはストックオプション付与に関する問題についての内部調査を継続中で、その結果、米証券取引委員会(SEC)への4〜6月期決算報告の提出が遅れている。今回のNASDAQによる上場廃止通知は、この決算報告の提出遅延がNASDAQの上場基準に反することによるもの。VeriSignでは、内部調査の完了次第、ただちに決算報告を提出するとしている。
同様の理由での公聴会要請は、米Apple Computerや米Juniperなども行っている。
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