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リコー、QuantaとASUSを提訴 光ディスク特許侵害と

» 2006年08月25日 17時33分 公開
[ITmedia]

 リコーは8月25日、自社が持つCD-RW・DVD+RW関連特許を侵害されたとして、台湾のQuanta StorageとASUSTeK Computerに対し侵害行為の差し止めと損害賠償を求める訴訟を米連邦地裁に起こした。

 リコーによると、同社が持つ「ディスクフォーマット中でもデータ記録/読み出しを可能とする方法に関する特許」(米国特許6172955号)など4件の特許を両社のドライブ製品が侵害しているという。

 リコーは「友好的に解決したい」と話し合いを求めたが、「リコー特許について正当な評価が得られず、かつ実質上交渉拒否の態度を示した」として「国際ルールにのっとった判断を求めるため提訴に踏み切った」としている。

 同社の光ディスク関連特許訴訟は、2004年にLITE-ON ITとCMC Magneticsを訴えたのに続き2度目。LITE-ONとCMCとは和解が成立している。

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