NECは10月2日、高速電力線通信(PLC)事業に参入すると発表した。関連製品の開発やシステム構築などを手掛け、今後5年間で200億円規模に成長させたい考えだ。
NECネッツエスアイとその子会社・東洋ネットワークシステムズの3社で取り組む。PLCモデムを内蔵したIP電話アダプタやセットトップボックスなどの開発や、音声・映像・データの「トリプルプレイ」に有線・無線LANとPLCの「トリプルワイヤリング」を組み合わせたオフィス環境構築などのインテグレーションビジネスを展開していく。
PLCは、家庭やオフィスの電力線をネットワーク接続に使う技術。電波監理審議会が解禁を答申し、総務省は年内にも参入を受け付ける予定。
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