総務相の諮問機関・電波監理審議会は9月13日、家庭の電力線をネットワーク接続に使う電力線通信(PLC)の解禁が適当と答申した。総務省は省令を改正し、年内にも参入業者による設備設置申請を受け付ける方針。
PLCは、電力供給に使うコンセントをネットワーク接続口にも活用できる技術。既存の設備を使ってブロードバンド接続やホームネットワーク構築が行えるため、メーカー各社は普及を期待している。一方、電波天文学やアマチュア無線、短波放送に致命的な障害を与えるとして反対する声も高い。
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