エルピーダメモリが10月24日発表した2006年9月中間期の連結決算は、純利益が195億円(前期は63億円の損失)になるなど、中間期としては売上高・利益とも過去最高になった。DRAM価格の上昇のほか、微細化の進展と歩留まり向上がビット出荷量拡大につながった。
売上高は2032億円(前年同期比92.6%増)、営業利益は262億円(前年同期は51億円の損失)、経常利益は238億円(同70億円の損失)。
前期に1900億円を投じた広島エルピーダの生産能力向上と、生産委託先のPowerchip Semiconductorからの調達量増加で出荷量が大幅に成長。PC向けDRAM売上高は、需給ひっ迫による価格上昇の恩恵を受け、前年同期比で約3倍の831億円になった。
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