米AMDは10月25日、ATI Technologiesの買収が完了したと発表、ATIの技術を統合したマルチ機能プロセッサを投入する計画も明らかにした。
このプロセッサは「Fusion」というコードネームで呼ばれる。中央演算処理装置(CPU)とグラフィックス処理装置(GPU)をシリコンレベルで統合した新種のx86プロセッサだとAMDは説明している。
Fusionはワット当たり性能を高めると同時に、3Dグラフィックスやデジタルメディア、高性能コンピューティングにおいて最高のユーザー体験を提供することを目指すとAMDは述べている。
Fusionプロセッサは2008年末か2009年初頭に登場する見込み。AMDは同プロセッサをノートPC、デスクトップPC、ワークステーション、サーバ、家電などあらゆる分野で採用するとしている。
またAMDは2007年に、クライアント、モバイル、ゲーム・メディアPCなど主要市場向けに各種のグラフィックス統合型プラットフォームを提供する予定だ。
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