シンガポールの音楽プレーヤーメーカーCreative Technologyは10月30日、同社第1四半期(7〜9月)の決算を発表した。
同四半期の売上高は2億4150万ドルで、前年同期の2億8020万ドルから減少した。純損失は2100万ドル(1株当たり25セント)と、70万ドルの利益を計上した前年同期から赤字転落した(通貨は米ドル)。
同社は8月にAppleとZEN特許をめぐる訴訟で和解し、1億ドルのライセンス料を受け取ると発表した(8月24日の記事参照)。このライセンス料は10月6日に支払われた。第2四半期に計上され、8200万ドルの税引き後利益をもたらす見通しという。
「当社はこの和解により、ライセンス料に加え、重要な新たな市場機会を手に入れた。Made for iPodプログラムへの参加を通じ、iPodユーザー向けの製品を開発できるようになった。これはスピーカーシステム、イヤフォン、ヘッドフォン、最近発表されたXmodを含むX-Fi Xtreme Fidelityファミリーの市場ポテンシャルを拡大する」とCreative Technology傘下のCreative Labsのクレイグ・マックヒュー社長は述べている。
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