毎日1件ずつOSのバグ情報を公開するという「カーネルバグ月間」(MoKB)プロジェクトが開始され、初日の11月1日、Apple Computerの無線LANベースステーション「Airport」のドライバに関する脆弱性が報告された。
MoKBのサイトに掲載された情報によれば、1999年〜2003年のPowerBookとiMacに付属するAirportカードで、ドライバにリモートメモリ破損の脆弱性が存在し、任意のコードを実行される恐れがあるという。コンセプト実証コードも併せて公開されている。
MoKBプロジェクトでは、11月を通じて1日に1件ずつカーネル関連のバグを投稿していく予定だという。これは、既存OSのカーネルコードの強さと品質チェックに有用なツールと手順を示すのが目的であり、未報告・未知の問題がどれだけ見つけられるかを試すものだと説明している。
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