多機能を統合したデバイスが便利と思われがちだが、実際は消費者の多くが、携帯、PDA、MP3プレーヤーと、単機能機器を複数携帯していることが明らかになった。調査会社In-Statが11月7日に報告した。
調査によると、15%以上の人が携帯電話を2台携帯していた。またカメラ付き携帯所有者の80%が日常的にデジタルカメラを携帯、スマートフォン利用者の75%はPDAを持ち歩き、マルチメディア携帯利用者の50%がMP3プレーヤーを携帯していることがわかった。
今回の調査対象となったユーザー(全員がビジネスユーザー)のうち、スマートフォンのおかげで生産性が向上していると回答したのは43%のみ。また、多くの携帯端末利用者は、現在使用している端末に新機能が追加されても、それは単なる「おまけ」のようなもので、ツールとしては役立たないと考えている。
回答者の半数は、スマートフォンを購入すれば持ち歩く携帯機器の台数は減ると思っていたという。
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