米Microsoftは11月9日、同社の電子メールサービス「Hotmail」の後継となる「Windows Live Mail」を、まずオランダで一般に公開した。オランダのユーザーは、Windows Live Mailのアカウント「@live.nl」を新規に取得し、利用できるようになる。
Microsoftでは、3人に1人がHotmailのアカウントを持っているというオランダを、他地域に先駆けた「プレビュー」公開の場所に選んだという。今後、ユーザーからのフィードバックを得ながらWindows Live Mailに改良を加え、ほかの市場での公開に臨む。
オランダのユーザーは、現行のHotmail IDをWindows Live用に転用して利用可能。この場合、メールアドレスは「@hotmail.com」のままだが、過去のメールやコンタクトリストもすべて、Windows Live Mail画面から利用できる。一方、新規にWindows Liveアカウント(@live.nl)を取得する場合には、現時点では、Hotmailアカウントとは別アカウントとして扱われるという。Microsoftでは、現行のHotmailアカウントとWindows Liveアカウントの統合を近い将来に実施するとしている。
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