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QUALCOMM、M2Mソリューション企業を買収

» 2006年11月18日 07時47分 公開
[ITmedia]

 米QUALCOMMは11月16日、M2M(Machine to Machine)ソリューション提供企業のnPhaseを買収したと発表した。買収金額は非公開。

 M2Mは、機械同士をネットワーク接続し、遠隔監視、データの自動取得・管理、利用効率の向上に役立てるソリューション。QUALCOMMは、1991年の車両動態管理システム「OmniTRACS」導入以来、車両など「動く」機械を対象としたM2Mの分野で事業を行っているが、一方のnPhaseの事業は、ガスパイプラインや製造ラインのロボット、携帯通信用のタワーなどの「固定」機械が中心。QUALCOMMでは、この買収は同社の事業を補完するものと見ており、M2M事業分野と顧客企業層の拡大を図る。

 買収後も、nPhaseの製品やサービスは、nPhaseブランドで提供されることになるという。

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