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» 2006年12月01日 00時41分 UPDATE

mobidec 2006:ひろゆき氏「Web2.0はカネにならない」 モバゲー&GREE「携帯はこれから」 (2/2)

[岡田有花,ITmedia]
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画像 川田COO

 ひろゆきさんは「人が集まれば何らかの事件は必ず起きてくる」と話し、ある殺人事件の発端になったとされるコミュニティーサイトが、SNSが登場する以前からユーザーがつながる仕組みを持っていたことを指摘した。対策を問われると「世界中から犯罪をなくす方法をぼくに聞かれても分からないんで」とさらり。

 モバゲータウンは「メアドをサイトに直接書き込むことをNGにしたり、24時間体制で監視したりして万全を期しているつもり。バーチャルに寄せている分、実名ベースのSNSよりはリスクは低いのでは」(川田COO)と分析。GREEもモバゲータウンと同様24時間監視などを行っているが、「ひろゆきさんが言った通り、人間と人間の営みには犯罪が起こりうる。われわれは国家ではないので、犯人を逮捕するわけには行かない。問題が起きたときに警察などと連携してやっていくしかない」(田中社長)とする。

ひろゆきさんがフォロー 「EZ GREEはモバゲーそっくり」論争

 グリーが11月16日にau携帯向けにサービスを始めた「EZ GREE」は、無料ゲームや無料デコメール、友人招待で仮想通貨を得る機能など、先行するモバゲータウンと似た機能を多く備えている。川田COOは「モバゲーの特徴がすべてEZ GREEに組み込まれていて、しびれているところもある」と田中社長をチクリ。

 田中社長は「モバゲーを見てEZ GREEを作ったわけじゃない」と反論する。「モバイルサイトは作ったことがなかったので、携帯で流行っているサイトをみんなで登録して調べ、業界の流れを研究したサイト。DeNAのモバゲーは業界の最先端を行っていたので、何をやっても重なるということだろう」(田中社長)

 川田COOが「基本要素は重なっている」となおも食い下がると、田中社長は「DeNAが世界初で考え出した、というよりは、すでに断片的にあったものをどう再構成するか、というものだと思っている」と反論。ひろゆきさんはここで「田中さんが責められてかわいそう」と割って入り「ゲームでユーザー集めて仮想通貨でアバター買わせるというのはハンゲームが3年前ぐらいからやってるもので、DeNAが作ったのではなく、昔からあったものだと思う」とフォローした。

 川田COOはmixiやハンゲームもモバゲーのヒントになったと認めつつ、リアルと切り離された仮想空間を前面に押し出したのが、他サービスと異なる点だと強調した。

 田中社長は、日本初のSNSの作り手として、モバゲータウンがSNSの定義を変えたと指摘する。「日本ではSNSは招待制の実名参加サイトという定義になっていたのに、登録制のモバゲータウンが『ゲーム&SNS』とある日突然銘打ったことで、SNSとコミュニティーサイトは何も変わらない、という烙印を押した気がする」(田中社長)

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