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» 2007年01月06日 08時34分 公開

2010年国勢調査用のワイヤレスPDA、実験に成功

米国勢調査局が2010年に実施する国勢調査では、Harrisが開発したワイヤレスPDAが情報収集に使用される。

[ITmedia]
デモに使われたPDA

 米Harrisは1月3日、2010年国勢調査で調査員50万人が使用する、ワイヤレスPDAのデモに成功したと発表した。国勢調査局は国勢調査データ収集の効率化を目標とした、システム完全自動化を目指す「Field Data Collection Automation」(FDCA)プログラムを推進しており、PDA導入はその中心的な役割を担う。5年で6億ドルを掛けたプログラム導入により、最終的には約10億ドルのコスト削減を見込むという。

 国勢調査局は2006年にPDA発注先としてHarrisを選択。同社は国勢調査局の局員50人に対し、Sprintのネットワークを使ったPDAデモを実施した。SprintもFDCAプログラムに参加している。またFDCAチームはまずPDAを1400台配布、これらPDAは2007年春の住所更新作業に使用される見通し。2010年国勢調査用50万台の製造準備も完了したという。

 従来の国勢調査では、印刷された地図や質問事項を持った担当員が各世帯を回り、アンケートを回収するため、膨大な人件費と手間が掛かっていた。しかし2010年の国勢調査では、調査員が質問をしながら回答をPDAに入力、データ回収が可能なため、効率と精度が上がり、コスト削減が見込める。

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