ITmedia NEWS > 社会とIT >
ニュース
» 2007年01月06日 08時37分 UPDATE

中間管理職「探した情報の半分は使えない」――Accenture調査

電子メールやIMなど、情報源の多様化や、社内の情報共有の不備により、必要な情報を得ることが困難になっていると感じる管理職が多いという。

[ITmedia]

 米Accentureは1月4日、中間管理職の情報収集や分析に関する調査報告を発表した。米国と英国の中間管理職1009人を対象に行ったこの調査では、情報量が増加し、情報源が多様化する中で、仕事上で実際に必要な正しい情報を得るのに苦労している姿が浮かび上がった。

 報告によると、社内の情報整理の不備が原因で、仕事に役立つ情報を探せないことが毎日のようにある、との回答が59%に上った。また、間違った情報を誤って使ってしまうことが「少なくとも週に1度ある」との回答は42%。「入手する情報のうち有用なのは半分以下」との回答は53%にも上っている。

 特に、社内での情報収集が課題となっている。競合他社に関する情報収集が難しいとの回答が31%なのに対し、社内の他部署に関する情報収集が難しいとの回答は45%。40%が「他部署が情報を共有したがらない」と感じているという。「情報量が多過ぎて正しい情報にたどり着くのに時間がかかる」との回答も36%に上っている。

 一方、役立つ情報は自分のPCや電子メールに保存してしまう管理職が多いことも判明。イントラネットなどのコラボレーション可能な場所を利用している人は16%にすぎず、情報共有を困難にする原因の1つとなっている。

 Accentureは、「電子メールやインスタントメッセージング(IM)、携帯端末など、情報源が拡散していることが、情報管理が難しくなっている重大な要因」と指摘。企業は、不要な情報を取り除くなどのプロセスを確立する必要があるとしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.