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Edyでもクレジットでもポイントが貯まる――NEXCO中日本「プレミアムドライバーズカード」

» 2007年01月17日 23時23分 公開
[ITmedia]

 中日本高速道路(NEXCO中日本)は1月17日、UFJニコス、ビットワレットと提携して、NEXCO中日本の会員カード「プレミアムドライバーズカード」を発行することを発表した。2月13日からインターネット受付を開始するほか、NEXCO中日本エリア内のSA・PAで申込書を配布する。

 プレミアムドライバーズカードは、クレジットカード(本体カード)とETCカードの2枚セット。クレジットカードはUFJニコスが発行し、VISA/Masterブランドのどちらかを選択できる。入会金と初年度年会費は無料、次年度以降の年会費は1312円(1年間1回も利用しなかった場合のみ)。接触ICチップとFeliCaチップの両方を内蔵しており、クレジットカード機能と、電子マネー「Edy」機能の両方を利用できる。

 クレジット、ETCのほか、Edyを利用した場合でもショッピングポイントが付くのが特徴。一般店舗で利用した場合は200円につき1ポイント、高速道路料金や高速道路内のSA/PAでの支払いの場合は200円で2ポイントが付く(一部店舗、ガソリンスタンドは対象外)。

 ショッピングポイントは1000ポイント単位でEdyに交換できる(1ポイント)。現状はプレミアムドライバーズカードに搭載されているEdyにのみ交換したEdyのバリューをチャージできるが、将来的にはおサイフケータイや他のEdyカードにもチャージできるよう開発を進めているという。なお、PC用FeliCaリーダー/ライターの「PaSoRi」を使えば、プレミアムドライバーズカードのクレジットカードからEdyに入金することができる。

 またETCマイレージサービスに登録してETCを利用すると、ショッピングポイントとは別にETCマイレージサービスのポイントを貯められる(50円=1ポイント)。このほか、高速道路上の落下物によって車両が損傷した場合にお見舞い金を受け取れる。

 高速道路会社が発行する会員向けポイントカードとしては、NEXCO東日本が発行している「E-NEXCO pass」(イーネクスコパス)があるが(2006年11月の記事参照)、プレミアムドライバーズカードとはポイントの互換性はない。

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