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» 2007年01月18日 10時09分 公開

フィッシング詐欺で有罪、最大101年の禁固も

AOLユーザーを狙ったフィッシング詐欺で摘発された男が、CAN SPAM法に基づき初めて有罪を宣告された。

[ITmedia]

 AOLユーザーを狙ったフィッシング詐欺で摘発された男が、米国のスパム対策法に基づき初めて有罪を宣告された。法定刑期を合計すると最大で101年になるという。

 セキュリティ企業Kaspersky Labによると、有罪を言い渡されたのは米カリフォルニア州のジェフリー・ブレット・グッディン被告(45)。AOLユーザーを標的にフィッシング詐欺を仕掛けたとして昨年1月に逮捕され、このほど陪審で有罪を言い渡された。損害額は約100万ドルに上るという。

 起訴状などによると、同被告はAOLの決済部門を装ったメールで偽サイトにユーザーをおびき寄せ、銀行口座情報などを入力させた。盗んだ情報を使ってクレジットカードを偽造し買い物などの決済に利用。スパム送信に当たっては、EarthLinkのメールアカウント多数を乗っ取って使ったとされる。

 米国ではスパムメールの取り締まりを目的として2003年にCAN SPAM法が制定されたが、同法に基づき有罪評決が言い渡されたのは今回が初めてだという。

 同被告は電子通信詐欺やAOL商標侵害など11件で有罪を宣告されており、それぞれに定められた刑期を合計すると、最大で101年になるという。実際の量刑言い渡しは6月に行われる。

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