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メッツ創業者の永田氏が再び社長に

» 2007年01月24日 19時51分 公開
[ITmedia]

 メッツは1月24日、創業者の永田典久氏が代表取締役社長に就任する役員人事を内定したと発表した。2月22日の臨時株主総会を経て正式に就任する。

 永田氏は45歳。旧サムシンググッドを経て1988年に同社を創業、社長に就任した。2000年2月に東証マザーズに上場を果たし、2003年に代表取締役会長に就任。04年に退任し、05年には相談役に就いたが、昨年退任していた。

 同社は「事業を取り巻く競争が激化して意志決定の迅速化が必要となり、業績向上を強力に推進するため、創業者が経営トップに復帰し、早期にその実績を上げるため」と説明している。現代表取締役社長の藤原正也氏は業務管理部長に就く。

 メッツはPCソフト「G.CREW」「筆自慢」などで知られたソフト会社だった。1999年に全製品のネット販売を打ち出したが、ブロードバンド浸透前という環境下で苦戦。2004年にはソフト部門を廃止した。現在はASPによるセキュリティサービスや不動産事業などを手がけ、2007年3月期の業績予想は売上高が45億円、経常利益が14億円、純利益が10億円。

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