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Apple、Airportの脆弱性に対処

» 2007年01月27日 11時58分 公開
[ITmedia]

 米Appleは1月26日、無線LANベースステーションAirport(国内名称AirMac)の脆弱性に対処したセキュリティアップデート「AirPort Extreme Update 2007-001」を公開した。

 Airportの脆弱性は、OSのバグ情報を公開する「カーネルバグ月間」(MoKB)プロジェクトで昨年11月に報告され、実証コードも公開されていた。

 Appleサイトに掲載された情報よると、ワイヤレスフレームの処理に関する問題が原因で、至近距離にいる攻撃者が細工を施した不正フレームを送りつけてシステムのクラッシュを誘発できてしまう恐れがある。

 影響を受ける製品は無線LANを搭載したMac miniのCore Duo版とMacBook、MacBook Pro。それ以外のCore 2 Duo版などは影響を受けない。OSはMac OS X v10.4.8とMac OS X Server v10.4.8が対象となる。

 なお、国内ではIntelプロセッサ搭載のすべてのMacintoshを対象に、ソフトウェアアップデートとして「AirMac Extreme アップデート 2007-001」が公開されている。

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