Web解析ソフト「サイトカタリスト」を提供する米Omniture日本法人・オムニチュアは2月22日、検索/コンテンツ連動広告のキーワード管理ツール日本語版「サーチセンター2.3」を発売した。Yahoo!JAPANやGoogleなど複数のサイトに出稿したキーワード広告を一括管理できるツールで、同日公開したサイトカタリストの新版「v.13」と連動して動作する。
あらかじめ設定しておいた広告ポリシーと、サイトカタリストでアクセス解析した結果に応じて、各サイトのキーワード広告の掲載順位や入札価格を自動設定する。広告効果もリアルタイムに算定できる。
サイトカタリスト新版は新たに、ブログやSNSからのアクセスを分析できる機能を搭載した、Flash動画などリッチコンテンツを搭載したサイトの解析機能や、解析データのアクセス制限機能も強化している。
今後日本国内の事業を強化する。新たに人材を採用してWeb解析のコンサルティングサービスを本格展開するほか、米国で発売してきた解析ツールの日本語版を順次投入。アクセス解析ツール新版「ディスカバー 2」を7〜9月に発売するほか、サイト訪問者の行動をトラッキングする「タッチクラリティ」や、キーワード広告やバナー広告など複数形態の広告を横断して管理・解析できる「ジェネシス」も順次日本語化して発売する予定だ。
同社の尾辻マーカス社長は「米国と日本のネット事情は似ている」と語り、米国の技術が日本でも生きると強調。来日した米Omniture創業者のジョッシュ・ジェームズCEOは「日本には楽天など100社の顧客がいる。顧客の声を聞いて製品に反映させていきたい」などと語った。
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