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ミニラボもインクジェット化 エプソンが低コスト機投入

» 2007年03月09日 19時21分 公開
[ITmedia]

 セイコーエプソンは3月9日、DPE店向け写真プリントミニラボ機をインクジェット化した「CRYSTARIO EasyLab PPPS2-80EL」を6月下旬に発売すると発表した。銀塩ミニラボに比べ導入コストを大幅に削減できる上、はがきやCDラベルの印刷なども行えるのが特徴としている。

 顔料インクを使ったインクジェットミニラボ機。本体価格は198万円(税込み)、フルオプションで350万円以下と、一般的な銀塩ミニラボ機より安価な上、廃液処理などが不要。設置時で760(幅)×1011(奥行き)×589(高さ)ミリと小型で、導入時の水道・電気工事も不要だ。

 出力速度はL判ふちなしで1時間あたり約325枚。四切までの写真プリントに対応し、オプションではがき・名刺とCD・DVDラベル、大判ポスター・のぼりなどへの出力も可能。「DPE店の総合プリントショップ化を提案・支援していく」としている。

 今後1年間で300台、3年間で2000台の販売が目標。

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