世界ストレージソフトウェアの2006年第4四半期売り上げは26億ドルで、前年同期比3.1%増を記録。13四半期連続で、前年同期比増となった。米調査会社IDCが3月12日、発表した。
2006年通年でのストレージソフトウェア売り上げは98億ドルとなり、前年比8.3%増を記録した。IDCによると、ストレージ複製ソフトウェアが、再び市場成長のけん引力になっているという。
ストレージ複製ソフトウェアは、ストレージソフトウェア市場のなかでもシェアが大きい分野の1つであり、2006年第4四半期売り上げの前年比成長率は14.4%。現在市場規模は小さいものの、急速に成長しているのがアーカイブおよび階層型ストレージ管理(HSM)ソフトウェアで、2006年第4四半期売り上げの前年対比成長率は25.5%である。
企業別では、2006年第4四半期における売り上げシェアはEMCが首位で27.9%(7億1600万ドル)。2位はSymantec(18%)。3位IBM(12.1%)、4位Network Appliance(9.6%)、5位HP(5.4%)、6位CA(5.0%)と続く。
2006年通年でのストレージソフトウェア売り上げおよび市場シェアでは、1位がEMCで26億7300万ドル(27.4%)、2位Symantecで18億4000万ドル(18.8%)、3位IBM(12.4%)、4位Network Appliance(9%)、5位CA(5.4%)、6位HP(5.3%)となる。
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