GMOと佐川が新会社 ECサイト構築、月額1万9950円から
GMOインターネットと佐川急便は、ECサイト運営サポートを行う新会社「GMOソリューションパートナー」をこのほど設立し、3月23日から営業を始める。新会社は、GMOのサイト構築ノウハウと佐川の決済・配送サービスを組み合わせ、ECサイト運営サポートをワンストップで展開。費用は月額1万9950円(税込み)からと、「楽天市場」に出店する場合の最低料金(2万475円)よりも低価格に抑えた。
新会社は3月1日付けで設立し、資本金は5000万円。GMOインターネットが76%、佐川が14%出資した。
GMOインターネットが開発したECサイト構築・運営サポート「まるごとEC」と、佐川の代金引換サービス「e-コレクト」を組み合わせて提供する。
まるごとECは、独自ドメインとレンタルサーバ、ECサイト構築用テンプレート(受注・発注管理機能、アクセス解析機能付き)、コンサルティングサービス、SEO(検索エンジン最適化)、「JWord」を使った広告、ターゲティングメールなどを組み合わせて利用できるパッケージ。価格はセット内容によって異なるが、SEOや広告が付かない最も安価なセットが月額1万9950円、フルサービスでも同5万円程度という。オプションとして、オリジナルデザインのECサイト構築サービス(15万円から)や、出張サポートなども行う。
e-コレクトは、佐川が2000年から展開している代金引換サービスで、現金、クレジットカード、デビッドカードが利用できる。まるごとECユーザーにはe-コレクトの利用を推奨するが、e-コレクト以外の決済・配送手段も選択できる。
「月額一定料金」で楽天対抗
主なターゲットは、ECサイト未参入の中小企業・商店や個人。楽天市場などショッピングモールもライバルとなるが、コスト面では楽天よりも有利という。楽天に出店する場合、売り上げに連動したシステム利用料がかかるが、まるごとECは月額料金が一定。いくら売れてもコストが上がらないためだ。
顧客の個人情報を店舗が管理でき、マーケティングに利用できる点や、オリジナルデザインのWebサイトを構築できる点も、楽天市場にはないメリットという。ただ、独立した自社サイトで運営するため、集客の工夫は必要。SEOや広告サービスでサポートしていく。
GMOインターネットの熊谷正寿社長は「中小企業や個人でも安価にECサイトを始められる。ネット社会の拡大や、経済活性化につながる」などと語った。
今年度1000店、3年で5000店への導入を目指し、今年度は20億円の売上げを見込む。
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