Second Lifeの日本人コミュニティーでは、日本人ユーザーが作った情報誌が無料で手に入る。「SLID LINER」(ソリッド・ライナー)という名の月刊誌で、最新となる第3号は全98ページものボリューム。Second Lifeのおすすめスポットやイベント情報、旬の話題などを、豊富な画像とともに日本語で紹介する、中身の濃い雑誌だ。
SLID LINERの自動発行BOXは、日本人コミュニティーのさまざまな場所に置いてあり、記者は「Ikebukuro」SIMのファミリーレストラン「狢庵」前(Ikebukuro 155,78,21)で見つけた。BOXを左クリックすると、SLID LINERの1〜3号のどれが欲しいか尋ねるウィンドウが開き、1つ選ぶと「Inventry」の「Object」にSLID LINERが保存される。
読むには、SLID LINERをアバターに装備する必要がある。Inventryを開き、SLID LINERをアバター上にドラッグ&ドロップすれば、表紙が現れる。表紙をクリックすれば開くことができ、ページをクリックしていくと、まるで紙の雑誌を読むように読み進められる。しおりをはさんでおけば、後で続きからから読むことも可能だ。
最新号では「AKIBA」SIMのメイドカフェの様子や、Second Life内で行われたU2のコンサートレポート、土地選びのノウハウ、不動産詐欺の実態などを、充実した画像付きで紹介している。車やボートなどのオブジェクトを売るショップの広告も入っており、ショップに直接テレポートすることもできる。
月刊誌だけに情報も新しく、今月開いたばかりのmixi採用オフィスのレポートもあった。記者の環境では1ページ分のデータをダウンロードするのに10秒以上かかってしまうこともあるが、待つだけの価値がある情報が満載だ。
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